オリジナル ジュエリー クラフト O.J.C

オリジナルジュエリークラフトで誕生するハンドメイドの1点モノジュエリーのお話です。
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赤ちゃんの名前のネックレス
普段生活していて一番良く呼ばれるのは名前ですよね。
特にこどもの時は下の名前で一日に何度も呼ばれて
自分の名前の響きは特別に聞こえてくるのではないでしょうか。
たまに街で同じ名前の子が呼ばれているとドキっと反応したりして
おーあの子も同じか〜、どんな漢字を書くのかな〜とか思います。

 

今回のご依頼はまだ小さな一番下の子の名前(suiちゃん)でネックレスを作って欲しいとのご依頼でした。
上の子二人のイニシャルも入れて下の子の名前がゆらゆら行ったり来たりする
なんだか楽しい感じのデザインです。
お客様ご自身のデザイン画をもとに制作させていただきました。



リフォームの材料として、不要なアクセサリーがあったので
ダイヤはすべてお手持ちのアイテムから使用しました。

このようにお母様から受け継いだけどワードローブの中でちょっと合せにくいと感じるものや
サイズが合わないものがあれば、リフォームの材料になったり
ご希望のジュエリーの価格より下取り金額をお引きする事が可能です。

時代ごとによって石のカットや指輪の作り方、デザインの流行が違うので
いろんなジュエリーを見られるのは私の楽しみでもあります。





指輪のダイヤをはずしている所です。
改造したヤットコで石に負荷がかからないように爪を広げます。





はずして洗浄するとダイヤは本来の輝きを見せます。
お手持ちのダイヤのアイテムも
軽く中性洗剤をつけた歯ブラシで磨くだけで、手垢や油分がとれてきれいになります。





今回は重量の関係でワックスでの制作にしました。
紫の塊がワックスで、これを原型とします。





糸のこで大体の形に切り抜きます。
ワックスは柔らかいロウソクのような素材です。
ギュッとにぎってはいけません。割れてしまいます。





ヤスリとキサゲで削りだします。
バチカンを使わずに本体にチェーンを通したいとのご希望でしたので
なめらかに通るような穴もあけておきます。
かわいい形ですね。





プラチナで鋳造したところです。
鋳造は鋳造屋さんでお願いします。
いつもきれいな鋳肌をありがとうございます。





引き出しにはいっているのがリューターで研磨する先端器具です。
右上のコードでつながっている歯医者さんの道具みたいなものでピカピカにしてゆきます。
塩ビパイプで粉塵を吸いながら作業します。
プラチナ等の回収や冷却にも使えます。




ピカピカになりました。
磨きながら形もビシっとつくります。
丸く穴の開いたところは石が留まるところです。





チェーンをロウ付けしています。
この写真のチェーンだと細かったので
後日しっかりしたものへ付け直しました。





松脂につけて石留めします。
1ミリくらいのダイヤになると顕微鏡が大活躍です。
200分の1カラットのダイヤも1カラットくらいに見えます。
ありがとう顕微鏡^−^





青い石はお子様の誕生石のサファイヤです。
プラチナの色によくあっています。






完成!

全体のふっくら感がやさしく
プラチナの量も贅沢に使ってあります。
素敵なネックレスに仕上がりました。






石が一つ欠けていたリングの石合せとサイズ直しもいたしました。
大きさと色の感じが近いルビーを探します。





石に熱が回らないように、濡らしたティッシュで石座をくるみ
細い火で一気にロウ付けします。





全体を磨いて完成です。
ロウ目も目立たず新品以上の仕上がりになったと思います。





もう一点の修理は一文字リングの石緩みとサイズ直しです。
石座が緩みやすい構造だったので、裏から石座になる部分をつけます。





この丸太は地金を叩く台です。
木が金槌で叩いた衝撃を吸収して、安定した作業ができます。
プラチナの棒をリングのRにあわせているところです。




裏から板をはりました。
表からなるべくみえないように、かつ丈夫になるように。




ダイヤを一つづつ石留めしてゆきます。
写真左の小さなタガネでコツコツと地金を寄せてしっかりとダイヤに密着させます。






きれいに磨いて完成。
見た目が同じですがしっかりしたリングに生まれ変わりました。

なかなか使う機会がないと思うアイテムがございましたら
リフォームや修理など、なんなりとご相談くださいませ。




- | 21:07 | comments(2) | - | pookmark
コメント
from: 工場長   2012/07/16 4:37 PM
身に着けてくださっているとのコメントが一番うれしいです!
ゆらゆら感、なんだか楽しい響きですね^−^
suiちゃんがご家族の中心でのびのび成長してゆくのでしょう。
この度は誠にありがとうございました。
from: sui mama   2012/07/14 11:32 PM
詳細な過程を掲載していただいてありがとうございます。毎日身に着け、ゆらゆら感を楽しんでします。何十年後か、suiに受け継ぐのが楽しみです。本当にありがとうございました。
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